リモートUSBセレクタとは
廉価な3Dプリンタは、ネットワーク機能が付いていないものが多く、データのやり取りはUSBメモリで行ったりします。
USBメモリでのやり取りは、メモリの抜き差しを頻繁におこなうことになり、結構面倒くさいです。
最近、Photon mono Xを購入して、それにはWiFiが搭載されているものの、モバイルアプリは3Dプリンタの操作はできるものの、データの転送はできないというものでした。これでデータの転送ができればリモートでの操作の自由度が増すのに、と思ってふとこの部分なら自作でなんとかできるのでは、と思い、火がついて作ったのがこのRemote USB Selectorです。
簡単にいうと・・・
Remote USB Selectorは、USBメモリを3Dプリンタから抜かずにリモートからUSBメモリの中身を書き換えることができるデバイスです。
どのように実現しているかというと、Raspberry Pi Zero WHにUSB切替器を搭載させ、USBメモリの接続先を3DプリンタまたはRaspberry Piに切り替えます。
そして、Raspberry Pi には主に3つの役目を負わせています。
- USB切替器の切り替え
- USBメモリ内のデータ操作
- WEBインターフェース
ユーザーはWEBにアクセスしてそれらの操作を行えるようにしています。