「設定コマンド」とは
リモートUSBセレクタのソフトウェアには、Raspberry Pi zero W/WHに接続するキーボードやディスプレイを接続しなくても設定できるように、USBメモリに特定のファイルを置くと設定を行う機能が備わっています。
その機能のことを便宜上、「設定コマンド」と呼んでいます。
設定コマンドの使い方
USBメモリに目的の動作をする名前のファイルを置いてRaspberry Piに装着。
電源を入れて、3分くらい経つとRaspberry Pi本体のLEDが勝手に消えます(=シャットダウンされる)。
この状態になれば、機能が働いたことになります。
処理を行った機能のファイルはファイル名の先頭に”_”が付いた名前になっています。
“_”が付いた機能は動作したことを示します。
rus_wifi.txt | WIFI設定を行う。 ファイルの中には、以下のような記述をします。 “access-point”:アクセスポイント名 “password”:パスワード 記述する際は””で括ってください。 アクセスポイントが複数ある場合は、以下のセットを繰り返して記述すればOKです。
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rus_hostname.txt | ホスト名を変更する。 ファイルの中には、以下のような記述をします。 hostname:ホスト名
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rus_resize.txt | イメージファイルから作ったSDカードのディスク領域を拡張する。 (空ファイルでOK) |
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rus_ifconfig.txt | ネットワーク設定(IPアドレス)を確認する。 (空ファイルでOK) コマンドが実行された場合は、ログが格納されます。 “wlan0″の”inet”のところにあるIPアドレスを確認してください。 IPアドレスがない場合は、WIFIの設定をミスしているか、取得したタイミングが悪かったのかもしれませんので、もう一度試してみてください。 |
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rus_update.txt | リモートUSBセレクタのソフトウェアを最新に更新する。 (空ファイルでOK) |